ミャンマー・チン州コーヒープロジェクト(仮)
佐賀にある認定NPO法人「地球市民の会」は、ミャンマーのチン州でコーヒーを作るプロジェクトを実施しています。
ミャンマーのチン州は、ミャンマーの中でも最も発展が遅れた地域です。住民は長年焼き畑農業を行って、自給自足の生活を送ってきましたが、人口が増えてきた影響で生活が成り立たなくなってきています。現金収入がほとんどないため、教育や開発など、あらゆる面で困難な生活を余儀なくされています。
そこで私たちは、チン州のライレンピーにて、農家と一緒にコーヒーを作ることにしました。コーヒーを作ることで、以下のことが叶います。
- 現金収入が手に入る
- 焼き畑農業からの脱却
- 森を守ることができる
ただ、コーヒーは売れなければ意味がありません。たくさんの人にライレンピーコーヒーを知ってもらい、味わってもらって、応援してもらいたい!そのためには、ライレンピーのコーヒーについて情報発信をすることが大事だと考えました。だから、収穫前から、このブログで情報発信をすることにしました。
「無謀」すぎるプロジェクト
チン州のライレンピーは、日本から片道3日もかかる奥地。雨季には道路が寸断され、訪問することも叶いません。普通に考えたら、誰もが「ビジネスにならない」と判断して行かない場所なのです。
でも、私たちはライレンピーと出会ってしまいました。ライレンピーの人々と関係ができ、まだ誰も飲んだことがない「秘境のコーヒー」と出会ってしまいました。
コーヒープロジェクトを始動したのは、「誰もやらないなら、自分たちがやろう!」という気持ちからです。初めての挑戦で、わからないこともたくさんありますが、たくさんの方に応援していただいてコーヒープロジェクトを成功させたいと考えています。
最初のコーヒーができあがるのは、2020年12月の予定です。収穫予想量もとても少ないです。たくさん収穫できる数年後に向けて、コーヒーの苗を植えている段階から見守り、応援していく。そんな、気の長く、ある意味「無謀」なプロジェクトに共感いただける方が増えると嬉しいです。
コーヒーアンバサダー制度
このブログで情報発信はしていきますが、さらに関わりたいという方のために、「コーヒーアンバサダー制度」を作りました。月額1,000円の会費をお支払いいただきながら、ライレンピーのコーヒープロジェクトを応援していただくプログラムです。
会員特典(案)は・・・以下のように考えています。
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会員限定のFacebookグループ(オンラインサロン)での活動報告、交流
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産地スタディーツアー(年1回)に参加する権利
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2020年産の激レアライレンピーコーヒーが届く
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月に1,000円。喫茶店でコーヒーを2杯飲む値段で、これまでにない近さで産地を応援できるなんて、ワクワクしてきませんか?
これまでも、フェアトレードやダイレクトトレードなど、コーヒー農家を応援する仕組みはありました。しかし、苗を植える段階から、オンラインサロンで見守りながら応援できる仕組みは、今までなかったのではないでしょうか。
コーヒーアンバサダー制度は、2020年10月1日から開始予定です。それまで楽しみにお待ちください!
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